2012年02月27日

自治体の水ビジネス

行政に関連する、ビジネス・マネジメント特集。

今回は、「水ビジネス」を採り上げます!!

1.水ビジネスとは

以下、http://www.kankyo-business.jp/water/index.htmlより抜粋。
 人々の生活、産業活動に不可欠な“水”。この水を巡って世界では、ウォーターメジャーとも呼べる巨大企業が熾烈な争奪戦を繰り広げている。日本でも下水道事業の民間委託が進められてきたが、2001年の水道法改正で水道事業の民間委託も可能になった。そんな中で2006年に巨大外資の一角が広島で下水道事業の包括委託事業を受託。日本の上下水道の維持管理・更新需要は120兆円とも言われ、その巨大市場の本格的な幕開けが訪れようとしている。

2.北海道における水ビジネスに関する取り組み、まとめ

以下、http://homepage3.nifty.com/npm/link/news2.htm#70より抜粋。
 水が戦略的な資源、商品になるとは、ほとんどの日本人は考えていないであろう。しかし、世界の「水問題」は地球規模で解決すべき喫緊の課題である。札幌市などの水道事業者と民間の連携で、北海道の豊富な水資源をもとに、アジアをターゲットにビジネス化を目指すべきとの提言がまとめられた。
 北大と日本政策投資銀行 が設置した「北海道の水ビジネスを考える」研究会』がこのほどまとめた報告書で、官民連携による新たな事業主体の設立などを提言している。主な内容は以下のとおり。
 北海道は、豊かな水資源が賦存するが、輸送手段やコスト面から、未利用資源が多い。また、水道事業は、市町村という狭い供給地域で、札幌市以外は非効率な面が否めない。道外への効率的な水輸送システム整備や官民連携や広域連携が今後の基本方向になるであろう。
 水ビジネスで、インフラ面では有力な企業が存在するが、運営面ではノウハウのある企業は不在であり、この分野で自治体への期待が大きい。東京都をはじめ、大阪市など大都市の水道が海外展開を強めている。北海道は豊富な資源というメリットを生かし、水ビジネスの海外展開を目指すべきである。
 官の強みと民の経営力を生かした連携スキームは、まだクリアすべき技術的な課題はあるが、今後の大きな期待がもてる内容ではないだろうか。具体化へのさらなる展開が求められる。
 ちなみにわが国では、札幌市のほか、東京都、広島市、大阪市など、多くの自治体が取り組んでいます。

3.ひとこと

 水は私たちの生活に欠かせないもの。この水を巡って、世界では積極的な市場競争が展開されているのです。国際的にみても、レベルの高い日本の水道水は、ビジネスの商品としての価値が十分にあるはずです!! 行政と民間が各々の強みを活かして協働で進めていけばきっといい成果が見込めそうですね。

4.関連書籍

水ビジネスの教科書 ~水サービスを発展させる官民協働と業務改善の進め方~
など。




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